パリの灯は遠くの作品情報・感想・評価

『パリの灯は遠く』に投稿された感想・評価

ジョゼフ・ロージー監督×アラン・ドロン。
邦題よりも原題の方がイメージに合う。
原題通り、クライン氏、そして二人のクライン氏の物語。
出だしもショッキングだし、ラストのアラン・ドロンの表情は忘れ難い…

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美術商のドロンは、美術品を手放すユダヤ人から、買い叩いて優雅に暮らしていたが、自分と同姓同名のユダヤ人がいることを知る。その男を探すが、ナチのユダヤ人狩りに巻き込まれる。ジョセフ・ロージーのミステリ…

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冒頭ナチスの衛兵がユダヤ人であるかどうかの取り調べを行う。
それは中年女性を丸裸にして、体の部位を徹底的に見定める。
もうこの辺りからナチの恐怖が伝わってくる。

その時代にフランス人のロベール・ク…

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人間
4.0
このレビューはネタバレを含みます

ナチス占領下のパリ、同姓同名のユダヤ人の存在に翻弄されていく男の不条理劇。
面白〜。冒頭の身体検査からずっと冷え冷えとした不穏な雰囲気が続いて怖い。途中謎にスローテンポになるので緊張感は若干途切れま…

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4.0
アメリカ大統領選の翌日に観ると暗澹たる気持ちになる。ロージーはやはり吉田喜重と同じで多分普通の映画も撮れるところがそこかしこに。
月
-
こわ

字幕が明朝体?で小説読んでる気分になってしばらく話が入ってこなかった
4.0
怖い。最後の列車カットの取り返しのつかなさがいい。
Bosch
2.5

大戦前夜のフランス、同姓同名のユダヤ人と間違われたことから、その男を探そうとするが…。

アイデンティティを模索する現代人ともダブる展開で、大戦前夜の寒々とした雰囲気が上手く描き込まれている。

一…

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他者の苦痛へのまなざし。ナチスドイツ占領下のパリでユダヤ人から美術品を安く買い叩いてたロベール・クライン(アラン・ドロン!)どうも同じ名前のユダヤ人がいるっぽい。調べるうちに境界があいまいになってい…

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