眠っている教師の部屋のガス管を蹴飛ばし、ガス管が外れ、中毒死する。春歌を歌い、女を犯す想像をする。実際には巧くゆかない。空想と現実のギャップ。田村孟、佐々木守、足立正生の脚本を大島が監督した創造社作…
>>続きを読む赤い絨毯に黒い血の油のオープニングクレジットからおしゃれだし、歌によるイデオロギー合戦もノイズ混じりのサウンド横移動のシークエンスも水面で映す逆さまのベ平連フォークソングも最高だった。音楽がとにかく…
>>続きを読む様々な対立図式が示されているのだが、それを「日本の夜と霧」のような難解な政治用語じゃなく歌によるバトルで描く手法が面白く、アンゲロプロスにも影響を与えたはず。後半になるにつれ理解不能な次元に突入して…
>>続きを読む【猥歌】
大島渚の映画は時に政治的アジテーションがうるさく理屈っぽい作風が少し苦手なのだが、本作は別格と言っていい。
主演の荒木一郎がホンモノのスケベ/エロエロな妄想人間を演じていて不気味なシュ…
3回目。
大島渚ベストでしょう。歌と歌のぶつかり合いが変態だ! まさに歌唱合戦映画!
あからさまに作られた異空間とシュールな会話劇。ラストにおける大島の思想はやや難解だ。当時の学生運動の高まりが…
このレビューはネタバレを含みます
ミュージカル以外の形式で音を使った表現に、こんな可能性があったんだと驚いた。
特に、469番を空想で犯そうとするシーンで、男子たちの声が副音声みたいに入るのは斬新で面白い。
ゴダールに近いけど、ゴ…
昨年末に刊行された大著
「全映画秘蔵資料集成」をようやく読んで
観てなかったうちの本作をやっと拝見
いゃ〜これはとんでもない怪作だ😅
黒沢清曰く「戦後日本映画最高傑作の一つ」
そして「完全な歌合戦…