ドキュメンタリーだね。
“落ち穂拾い”というミレーによって描かれた農民画は、昔から美術の授業で知ってて、作品の意味はわからないけど、なぜかもの凄く気になる絵で、広々とした大地で農作業をする三人の女…
トラックを手の中に捕まえようとしたり、ハートのじゃがいもをすかさずもらったり、アニエスの独特な視点やピュアさが良い。
この映画が撮られてから随分と経つから規制や法律が変わったかも知れないけれど、買…
「フタも落ち着いた。」
この映画は世間に捨てられた記録の断片を拾い集め素敵ななにかをかたちづくる。
私だって身の回りにある落穂を拾って、こんなに大きな達成じゃなくていいのだけれど、素敵ななにかを掴み…
「私の映画も『落穂拾い』」
ミレーの落穂拾いの絵からドキュメンタリーはスタートする。拾う人捨てる人。漁られて怒る人、拾えて喜ぶ人。二種類の人間に焦点を合わせながら、自分の映画もまた、社会からの落穂…
この人の感性、面白い!落穂拾いの姿勢を現代に当てはめたオープニング、似つかわしくないけどぴったりな挿入曲。トラックで遊んだり、天井のカビを抽象画に例えたり。レンズの蓋のダンスって何って思ってたら蓋は…
>>続きを読む食料を生産する者とそれらを拾う者、法に従わせる者と従っては生きていけない者とか異なる二者を撮っている政治的な題材だけれど、偏向的に感じさせないところがすごい
ヴァルダさんの客観性にはいつもハッとさ…
ミレーの名画「落穂拾い」から端を発して、現代のフランス各地で「物を拾う人」を監督自らハンディーカメラで収め、インタビューして歩くドキュメンタリー。
「落穂拾い」は稼ぎ頭を失った未亡人や貧しい近隣の…
落穂拾いから話が発展していき、拾うとゆう行為から食、創作などの話まで繋がっていく。拾う人々の環境や背景を美化する事なく撮っていて悲壮的にはならない。とゆうか哲学的でもあるし社会問題にも踏み込んでいる…
>>続きを読む(c) ciné tamaris 2000