お茶漬の味のネタバレレビュー・内容・結末

『お茶漬の味』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「東京物語」の一作前。
お見合いで成立した夫婦のその後がモチーフで、ボタンの掛け違いやら、離婚の危機やら、仲直りやらを描いてる。
タイトルであるお茶漬けの味から逆算して作ってあるんだけど、あまりに巧…

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こちらは 「お見合い」 というより寧ろ 「強制結婚」 をさせられた、形だけの夫婦、その妻たちが主役の映画です。離婚する程の悪い夫たちではないので、誰もが適当にうまくやっているのですが、毎日、働いてい…

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お見合い結婚した夫に満足できないでいる妻が喧嘩した後にお茶漬け食べて仲直りして旦那を見直す話。

夫が義理の姪っ子に説教させられるも妻がいなくなるのをうかがうシーンが普通に笑える。

佐分利信演じる…

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生誕120周年 没後60周年記念
小津安二郎の世界

彼の作品で こんなに陽気な気分になるのは初めてかもしれない、洋服もたくさん出てくるし、陽気な音楽がそこかしこに流れている効果もあれば女たちの明るい井戸端会議も湿っぽくなく、寧ろからっからで、そういう…

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わざわざ壁を見つめあいつつ並んでラーメンをすするってのは小津の"誰一人、誰も見ていない"のいびつな完成形。それで「夫婦ってのはお茶漬の味なんだ」(山村總の渋い声で)だもんねえ……みんな小津が死ぬまで…

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ラスト、二人で台所を不慣れにうろうろしながらお茶漬けの用意をするシーンが猛烈に良かった。ずっとできているようでできていなかった二人の人間対人間の関係がやっと形になり始めた、その描写のシーンとして、こ…

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女性たちのシニカルでテンポのいい会話が最高に心地いい。
それでいて随所に散りばめられた、名言の数々。
本当はみんな寂しいのに、素直になれないだけ。上手な嘘より、下手な本当のほうが良いに決まっているも…

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凄く凄く好きだった。自分の観たいものがまさに画面に映っていく感じで最後のお茶漬けのシーンは感動してしまった。

個性的で自由で自分の意志を持った様々な立場の女性が出てきて、女性数人で繰り広げられる一…

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小津安二郎11本目。
圧倒的な原節子不足だった。原節子が居ないと、こうも薄味の映画になってしまうとは恐ろしく感じた。今作は登場人物が歌を歌うシーンが何度か出てくるが、薄味を誤魔化すための調味料のよう…

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