このレビューはネタバレを含みます
光と影の使い方が凄い、特撮っぽい手法も使っていて、あと、ミニチュアのモデル使って空撮みたいなのやってる人いないのかなと思ってたらムルナウがこれでやってた。
まだ日本未公開のある映画に最後の映像とか…
魔法の絨毯で世界を見て回るシーンの凄まじい迫力とか、ゲーテが書いたことを絵にできるっていう根源的な映像化という行為そのものへのパッションなのだろう。そんなことが本当にできるなら、何をしたって構わない…
>>続きを読むサイレント時代のレジェンド、紛れもない映像魔術。『サンライズ』でも書いたけれど、「この時代にしては…」とかじゃあなくピュアに新鮮で未知と感じる表現技法に出会える。オーパーツを見つけたような感覚だ。
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過大評価なのは間違いない。
今観るとあれこれ古い。
ただ、クソ長いゲーテの『ファウスト』を2時間にまとめると考えると上手くまっとまってる。
ソクーロフもヤン・シュヴァンクマイエルも真面目に作りなさ…
なんだこれ...ってなりながら見てた
だってやばいんだもん、私は撮影方法の知識がないからどうやってるの?みたいなことが多くてひたすら驚きの連続だった。
メフィストが街に病をもたらすシーンとか多重露光…
プリミティブと幻想の禍々しさ。願望と代償。youthful. マジもんの天使と悪魔の最終決戦。神性、疫病、血、火、愛。極限まで活かされた二重露光。悪魔召喚、血の契約、浮遊マント。悪魔らしい悪魔の愛ら…
>>続きを読む悪魔と天使の対立を1人の人生により描いた作品
序盤は悪魔の召喚や飛翔するドラゴン群が描かれ、無声により一層際立つ音楽と映像の融合性が、観る者をダークファンタジーの世界へと誘う。そして、中盤以降は若…