在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、
実体験を基に描いた家族の物語。
朝鮮総連に勤める父の勧めで理想郷に渡ったソンホが、
治療のために3ヶ月限定で25年ぶりにあの国から戻ってくる。
常に同志のヤ…
二回目の鑑賞。
初めて観た時も不条理さに身悶えたのは覚えているが、どうしてわざわざ大事な息子を簡単には会うこともできないあの北朝鮮に行かせたのか本当にわからなくてモヤモヤが残っていた。
そういえば「…
その境遇にいるものにしかわからない、言葉にできない不条理さや悔しさ、やりきれなさの一端を鑑賞者として触れることができた、と感じさせてくれる作品。後味は、ものすごく、悪い。だからこそ、この作品を鑑賞し…
>>続きを読む★リアルにある分断★
北朝鮮に住む兄が、脳腫瘍の治療の為に一時的に日本の実家に帰ってくる。引き裂かれた家族、住む世界の違い、家族の葛藤を描く。監督の実話を元にした映画
治療のために帰国したのに、途…
当時に鑑賞した時は分からない事が多すぎました
楽園だと言われて信じて朝鮮へ行ってしまったら最後、全くの嘘で人生が狂わされてしまう恐怖
税金を払わなくてと良いとか病院はタダとか、そんな訳無いしそんな国…
1990年代日本。父、母、娘の3人家族。25年前の帰国事業で北朝鮮に戻った息子が、病気治療のため短期間来日することになったが、監視者を伴っていて…
映像の色調が暗く空もずっと灰色で、北朝鮮から来た…
何となく北朝鮮下げ+日本上げで物語が進んでたけど、兄は結局北朝鮮を選んでいたことに底が見えない怖さを感じた。
民族か国か。日本生まれなのに兄はそれでも民族を選んだわけで何が正解かは分からない。暗闇…
これは安藤サクラさんで観ようと思ったのかな?スターサンズだったんですね。どなたが監督かと思ったら、監督御自身の実体験ベースとのこと…衝撃。こんな事があるなんて、全く知らなかった。在日コリアンとその家…
>>続きを読む【2012年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『スープとイデオロギー』が話題になったヤン・ヨンヒ監督作品。ベルリン映画祭フォーラム部門国際批評家連盟賞を受賞、国内でもキネ旬1位を始めとし、数々…
今年1月にETV特集で「オモニの島 わたしの故郷〜映画監督ヤンヨンヒ」という番組で監督のことを知った。自分自身、済州島で4年間暮らしていたこともあり、懐かしさも感じつつ、興味深く視聴した。4・3事件…
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