十月に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『十月』に投稿された感想・評価

エイゼンシュテインの作品は学生時代にポチョムキンとイワン雷帝しか観てませんでしたが、改めて本作を見て完成度にびっくり。人物の表情を切り取る寄りのショット、砲撃のインパクトを示す編集に次ぐ編集など、晩…

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4.5

ショスタコーヴィチ没後50周年記念映画祭
もうこんな狂ったような作品は作られることはない。
《1917年3月、第一次世界大戦のさなかロシアの民衆は長年の搾取と抑圧に抗して起ち、帝政を打倒する。前線で…

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324
4.3

高密度なエネルギーの坩堝。ハロー、レーニン。「政府は無力だ」「レーニンは地下に潜んだ」「パン!」「平和!」などパワーワード連発の中間字幕。ボリシェヴィキが政府側兵士に暴行され、周りのブルジョワが笑う…

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69年12月公開のATG系正月映画。サウンド版。10月革命記念映画。政府の依頼により作った作品。しかし、トロツキー登場シーンなどがカットされていた。67年のサウンド版作成時に復元作業を行い、今回が完…

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偉大なるアレクサンドル閣下像,梯子掛け,縄掛け,二月革命プロレタリアート勝利,崩落,暴動,馬倒れ,橋上がり,馬ぶら下がり,人落ち,ボリシェビキ機関誌投げ,馬川落ち,7月6日臨時政府,川ボート霧,アレ…

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4.8

超絶左側に偏った社会主義映画なんだが、従来のモンタージュ理論一辺倒から脱却するように構図にも注力している。逃げ惑う人々を捉えた俯瞰、等方向に向かう人間が突如入り乱れ、民衆が一斉に立ち上がる=団結を意…

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4.4
群衆が一斉に振り返るシーンは圧巻。橋が上がっていくシーンで強調される馬と女性の髪も、恐ろしさを伝えるのには十分過ぎる。
2022-191
4.4
・アクション映画みたいな迫力がある、観ていて単純に楽しい
・プロパガンダだから当たり前なんだけど、レーニンの登場シーンがむちゃくちゃかっこいい

「パンのために!土地のために!平和ために!同胞のために!」。エイゼンシュテイン監督が「戦艦ポチョムキン」の数年後に手掛けたロシア革命の頂点である十月革命が描かれたソ連共産党のプロパガンダ映画。

七…

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4.2
プロレタリアート、ウラー!
な赤き映画。内容よりもそのモンタージュの格好よさが革命気分を盛り上げてくれる。橋の上がるシーンが衝撃だった。

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