波の塔に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『波の塔』に投稿された感想・評価

3.3

 有馬稲子は小生の断トツの贔屓の女優。彼女の代表作は「はだかっ子」かもしれないが、この作品が女性としての魅力を発揮したNo.1.作品かも。相手役の津川雅彦は通常の二枚目としか演じていないのが、大人の…

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YAZ
3.5

松本清張原作の観る

検事卵の小野木は具合悪そうな
頼子を助ける。後日彼女から連
絡があり関係持つが頼子が自分
には夫がいると告白して

監督 中村登
不倫と汚職。汚職は人間として最低だと
言い切る…

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松本清張原作のサスペンス作品映像化。若干ご都合主義なところもあるが、根底に流れる"悪は許さじ"の精神は正に清張節。映像的面白味はないが、原作の良さで押し切れるから清張はやはり凄いなと。時刻表も相変わ…

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清張の減殺を損ねることなく、中村登が監督したミステリーロマンの傑作。人詰めと検事の恋。深大寺、樹海など忘れ得ぬシーン。
2日続けて逃避行に現れない女を観賞←「夜の片鱗」
不倫は高くつく、というメッセージは今や貴重。
というか、エリート階級を強く憎む松本清張原作。
悪い奴等は通俗的。有馬稲子のエロスは目を引く。

『波の塔』は、原作はもちろん、さまざまなドラマでも視聴している。これは、これで、納得の行く出来であろうが、しかし、何か、入りこめない。
新幹線も携帯もない時代の街の風景、今はもう失われた、さまざまな…

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✔️🔸『波の塔』(3.3)  及び🔸『ギャング対Gメン』(3.4)▶️▶️

 1960年代序盤日本映画、興業に陰りが見え始めた頃、ヌーヴェル・ヴァーグの余波受けつつも、それを主流とは認めず、より鈍…

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ねれ
4.0

▼7/6/24鑑賞
【上映企画(日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち)(35mm)】
https://x.com/LionGAOH/status/1809618053753368…

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さすが名匠中村登監督、松本清張のサスペンス·
メロドラマを手堅く料理、これは有馬稲子の代表作ではあるまいか。1960年作にしては、濃厚接吻描写。そして青木ヶ原の樹海へ。

汚職を仲介する政治ブローカーの妻(有馬稲子)は後ろ暗い生業の夫に嫌気が差し、純真な青年(津川雅彦)と関係を持つが、彼は夫の関与する汚職事件担当の検事だった──法曹の世界に疲れて遺跡に寝そべり樹海に思…

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