手紙によって2人の関係が狂い出すあたり、あまりに精神分析的でジジェクが喜んで論じそうな作品だ。
それはともかくベルイマンは全然観られてないが、タルコフスキーのオールタイムベストに入っている映画だと…
このレビューはネタバレを含みます
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体感した事がある、瞳の先の脳のもっと深いところ。
彼女の中の、願いと希望。その両面の描写を独立させて他人としている。
ただその瞳の先を感じ合いたいと、心を通じた関係にだけ、触れことの出来る自分なの…
二面ならまだしも、あなたの中にあなたは何人いますか?と聞かれたら、少なくとも「4人」と答える。どの自分も本当の自分のような、そうでないような、でもひとつだけ確かなのは、どの自分もすべて大嫌いと言うこ…
>>続きを読む12月16日は長きに渡り、ベルイマン監督の公私のパートナーとして連れ添った女優リヴ・ウルマンの78歳のお誕生日。
そんな彼女の初主演を果たした記念すべきベルイマン作品がこの「PERSONA」であり…
突然、声を失った女優エリーサベット。
彼女の世話担当になった看護師アルマ。
不安…戸惑い…怯え…愛…憎悪…恐怖…光と影を駆使し人間の内面を晒せ出すベルイマンの感情表現には屈服する。
映像の力強さ…
今まで見た映画で一番理解できなかったんじゃないかな。
スコアはまた見てからつけよう...
90分もない短い映画なのに引き込まれることなくダラダラと長く感じてしまった。
よく喋る女と何も言わない女、彼…
何作かベルイマンの作品を見たけれどいまのところこれが一番好きかもしれないです。
医者が失語症になった女優に対して田舎で療養する事を進めるシーンは「あれ?こんなに説明してくれるの?」と思いましたが…