カメラワーク切替なしの回しっぱなし、脚本は無くストーリーのみがあり、出演者と監督で作り上げていく即興技法。感情の揺れ動きとリアリティが物凄い。
Mを取ったらOTHER他人ですと云わんばかりのタイト…
実験性が先行しているわけではなく、カサヴェテス作品のような即興演出+ワンシーンワンカットをものすごく堅実にやった力作という感じ...?
しかし一本マイクの音の使い方(これは二本立てでみた『H Sto…
アウトラインをもとに監督と出演者のディスカッションにより、台詞や演技を即興的に創り出した作品とのこと。
全体的に暗く、録音はマイク1本のみ。
見づらくて、聞きづらい。
けれど、それが本作の雰囲気を…
意図はあるのだろうが、ずっと表情もわからないくらいの薄暗い室内で、主役の2人はずっとボソボソ声で聞き取れないし、展開も遅く、時間も長く、ストレスがたまった。
すべての問題を先送りにし、なしくずし的に…
初・諏訪敦彦監督作品。ジャンピエールレオーを撮った新作が公開されるということで、どんな方なのかと興味津々で観てきた。
最初から数十分、ああ、日常…な物語とテンポでわたしは何を見せられているんだという…
一見、成功作だが、、実験性の結果が最終的には芳しくない。
勘どころに赤色ばかり使う諏訪監督にしては珍しく、平凡な色彩。
異様だったのは、電灯つけずの室内撮りの多さ。この(ひたすらな)暗さに何の必然…
傑作。タイトル通りMotherとOtherの間で引き裂かれる女を映した映画は終始暗い画面の中で展開するのだが、その暗さを利用して開始40分間子供の表情を見せないという演出を施す。顔の見えない不気味さ…
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