第七天国に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『第七天国』に投稿された感想・評価

階層を移動していく映像がきれいだった。

柄物の毛布にくるまって夜空の前に横になるシコの姿がローマの皇帝みたいでおかしかった。

ディアーヌが椅子にかけたシコの上着の袖に自分を抱かせる画!

チコは地下から這い出て、ディアーヌは部屋から追い出され、出会った2人がささやかな希望を抱いて階段を上る。星空を見上げる楽観的なチコと、初めて下を見下ろす薄幸のディアーヌ。7階へと続く美術セット、垂直…

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自分をスペシャルな存在と思い、希望を持って生きることの大切さ。そういうキリスト教の精神が伝わってくる。
序盤は『道』っぽさもあり、あゝ美しき夫婦愛。安アパートを7階まで上がる様子を真横から長回しで撮…

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品川巻

品川巻の感想・評価

5.0

鬼泣き。。。坂本九『上を向いて歩こう』の元になったとも言われている本作。活弁映画でこんなに泣けると思わなかった。
難解な比喩や伏線の解釈をする時間が必要なく、鑑賞から感動までに時差がないのがサイレン…

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pluvia

pluviaの感想・評価

3.0

活弁入りで鑑賞しました。
第1回アカデミー賞でいくつか賞を取っている、1927年公開の映画。
物語の舞台は1914年前後のパリ。


『ダウントン•アビー』でいうと、ドラマ版が1912年から始まり、…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
ちょっとテンポが悪い。もうちょっとテキパキして欲しい。
とはいえ部屋のセット凄い。あの階段!
ジャネット・ゲイナーがウェディングドレス着て窓から現れるの天使過ぎる。
ラストの白い服も美しい。
落伍者

落伍者の感想・評価

4.0
主人公の置かれている状況や人生に対応した上下関係のある舞台装置や、戦争に個人が絡めとられてゆく(高圧洗浄機で道路清掃していた人間が戦場で火炎放射器を使う)ベタな展開大好き。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

フランク・ボーゼージ監督作。

貧しい下水掃除人チコとディアーヌの恋の行方を描いたサイレント映画。
1920年代の作品だが完成度は驚くほど高い。チコとディアーヌがアパートの7階にある隠れ家のような自…

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このレビューはネタバレを含みます

7th Heaven (活弁入り)
常にピアノ。
ご、号泣....
メモ)パリのスラム街 南海 義侠心 昔のマンホール violet a very remarkable fellow near th…

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Baad

Baadの感想・評価

4.7

最高に可愛らしいメロドラマ。

手の中に入ってしまうんじゃないかと思えるほど小柄なジャネット・ゲイナーがとても可愛らしくけなげな若妻を演じています。

サイレントですが、ストーリーも演出も演技もセッ…

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