こころに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『こころ』に投稿された感想・評価

潔い明治のひとの生に対する姿勢
フィクションではありながら、時代の死生観とドラマを感じられる作品。
ところどころ恣意的な演出で鼻につくのは、原作贔屓だからかな。
名作。

以前読んだ小説や見た映画は直ぐ忘れてしまって同じ本を買ってしまったり映画も「あれっこれ見たことあるなぁ」って事がよくある。忘れずに覚えている作品は自分の心の琴線に触れて忘れずにいるのだろう。この漱石…

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rina

rinaの感想・評価

3.3
70年近く前の映画か、すごいなー。
終始ノイズ音。

小説が好きで気になって鑑賞。

私が勝手に頭の中で想像していた感じと似ていてなんか安心した。

でもやっぱり小説の方が好きだな

『こころ』1955(昭和30年)日活

「あなたは学問をするだけあってお上手ね。空っぽな理屈が」

夏目漱石の代表作を市川崑が映画化。

市川崑は『ビルマの竪琴』の撮影準備を進めていたがビルマへの入…

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こころを具体化するのはやっぱなんか違う。。小説の凄さを感じた
でも随所に出てくる言葉はすごい良かった

「ビルマの竪琴」製作遅れの合間に短期間で出来上がったとは思えない程完成度の高い巨匠市川崑初期の最高傑作。最も広く読み継がれた夏目漱石原作を忠実に再現。下宿先娘新珠三千代の余りの美しさに、道を極める困…

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新藤兼人版とは異なり、原作に監督の技量の枠内に忠実に描いた「こころ」。漱石の難しい台詞回しをやや柔らかくしながら、明治の雰囲気ぷんぷんの硬派恋愛ものになっています。監督の陰影的表現もあり、また、お得…

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言うほど観てないけどたぶん巨匠の市川崑。といえば色々斬新追求の監督って印象。けどこれは斬新前の中期あたりか。この人らしさ全開はやっぱり犬神からなのか。当然ながら巨匠にも巨匠前時代があり、けど前時代に…

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tych

tychの感想・評価

4.3

1955年 夏目漱石原作 市川崑監督作品 132分。明治時代、大学生の日置は尊敬する野淵先生(森雅之)の家に通う。美しい奥さん(新珠三千代)と暮らす先生は、仕事もせず厭世的に生きている。実は先生には…

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JOE

JOEの感想・評価

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仲良かった友人同士が下宿先の一人娘を巡って三角関係になってしまった様子か中心に描かれる作品
昔と今では当事達の考え方や捉え方が違うとはいえ、ああした展開になっていくのは時代なのかと感じる
観ていて焦…

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