愛怨峡の作品情報・感想・評価・動画配信

『愛怨峡』に投稿された感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:新興キネマ〗
1937年製作で、レフ・トルストイの小説『復活』を川口松太郎が翻案したものを基に実写映画化らしい⁉️

2023年2,019本目
YAZ
4.0

溝口健二監督の観る

信州の旅館の女中おふみは跡
取り息子謙吉と関係あるが結
婚には踏み切れない謙吉。お
ふみが妊娠してるの知り

脚本 依田義賢/溝口健二

煮え切らない男に振り回されるおふみ

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SW326
4.2

長野県を舞台にした映画。監督が溝口健二だからって意識しすぎなのかもしれないが、写真的というよりは絵画的なカットが多い印象。特に信州の雪山と人々を絡めたカットは、キャメラのポジションも構図も凝っていて…

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溝口健二の中では珍しい完全ハッピーエンド、戦前の作品だけあって画質音質ともに状態がよくないのが残念

戦前の漫才が長尺で見れるため、記録映像としても価値があると思います、何言ってるかは全然分かりませんが
底辺の人々を、愛の本質を、えぐる溝口の純愛映画。
目が冴える様な出来の傑作。
溝口健二にハズレ無し。
cuumma
3.8

女中おふみは女中として働いていた時に、若旦那との間で妊娠が分かった。しかし若旦那に逃げられ、おふみは子供のために必死で働くことを決意する。水商売をしたり、最終的には漫才芸人になった。

2年後に若旦…

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11
4.0
強い女性像
人間の変わり様のすさまじさと同時に来る物哀しさ。普通なら寄るだろうシーンも一切寄らず全体を撮る。観者の感情を動かすことへの躊躇いがある。
おふみさんがどんな2年を
過ごしてきたのか、映っていなくても良くわかる。
短い中に女の一生が詰まっている。

また負けた…。やっぱりさっぱりわからない。いつものように溝口ワールドに踏み込めなかったのに加え、ベースがトルストイの「復活」とのことで。ロシア文学なあ。昔のインテリって好きだよなあ。赤の入り口って感…

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