このレビューはネタバレを含みます
洗濯場で働く女が、夫に浮気で逃げられ、子を連れて屋根職人と再婚するもその男は事故で職を失い、酒浸りになる。女は、好意をもたれていた男の友人に助けられ、独立して洗濯屋を経営するも元夫が舞い込んで住み着…
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ルネ・クレマン監督作。
洗濯屋を営む女ジェルヴェーズの愛と絶望の半生を描いたドラマ。
世の中の不条理と非情さを強烈に感じさせる作品。悲し過ぎる物語で救いも何もない。二人の男に翻弄され、結局は全てを…
ルネ・クレマン監督にしては、救いの無い映画。
この悲惨な状況から幸せを感じるのは難しい。
もしかしたら、逆説的に「こんなに不幸な女性も居るのだから、これに比べたら貴方は幸せなのでは…?」と言いたか…
マリア・シェル演じる洗濯屋さんを営む主人公か、クズ男たちに搾取され続け不幸になっていく話。浅薄で下卑た男ばかりが出てくる。ゾラの書く筋書きは自然主義というよりも露悪的に思えてしまうのは僕が世間知らず…
>>続きを読むエミール・ゾラの原作を知らないまま観たが、主人公のジェルヴェーズを巡ってまあ控えめに言ってもク○男・○ズ女と呼んで差し支えない連中が入り乱れ、終始いたたまれない気持ちに...とほほ。どれだけ頑張って…
>>続きを読む自然主義の名のもとに映画を沈黙させたルネ・クレマン「居酒屋」
救いようのないフランス自然主義文学です。
一番救いようのないのは映画が完全に沈黙していることです。
主演のマリア・シェルがなぜか「…
2016.10.07
いたたまれない作品。
マリア・シェルの可愛さ、直向きさが救いでもある前半から幸薄い人生が続き、せつなさもその何十倍も感じさせる。
どうしようもなくダメな男も出てくる、嫌ぁー…