カウリスマキ監督の敗者三部作の③を鑑賞。カティ姐さんはちょい役。
素晴らしかった。家族も友人もいないコイスティネン(警備会社勤務)。仕事終わりに同僚に飲みにも誘われず、ひとり孤独に過ごす毎日だが起…
敗者三部作の三作目。しかし一・二作目とはテイストが大きく異なる。例えばこれまでは市井の人々しか出てこなかったが、今作ではマフィアが登場。またこれまでの主人公はリストラや暴行事件などやむを得ない理由で…
>>続きを読む淡々と理不尽すぎる不幸がコイスティネンに降りかかって、コイスティネンもそれを淡々と受け入れていく。不憫でしょうがない。
演出感があんまりなくて映像も淡々としてるけど、出てくる人たちの目がめちゃくち…
【犬顔イケメン、受難の日々】
『浮き雲』『過去のない男』に続く"敗者三部作"の第3作目。
長らくのClipしっぱなし作品。
主人公▶︎警備員・コイスティネン
これまたピュア過ぎて損するタイプの主人…
初アキカウリスマキ。
独特な雰囲気、表情、画角、色彩に魅入ってしまった。
余計なもの削ぎ落としたような感じ、淡々と生活していくリアルな現実感が魅力。
普段生活している上でドラマチックな出来事な…
このレビューはネタバレを含みます
同じように孤独感漂う少年と、救えなかった犬、片思いの女が集まり、ようやく女の手を握り返すラストシーンは前向きな気持ちになれる。
敗けても希望をもち続けられるのはなぜ?って浮き雲を観たときと同じ疑問は…