ウェンディ&ルーシーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 112ページ目

『ウェンディ&ルーシー』に投稿された感想・評価

いけ

いけの感想・評価

4.5
冒頭、保健所、散歩などあらゆる横移動。
主観ショットでありながら、唯物論的?なカメラがよい。
警備員の妻へのクロースアップとかはなんだったのだろうか…

少女・ウェンディと犬・ルーシーをケリー・ライカート監督が力強く愛おしく描く。シンプルで強くて美しい作品だ。テーマは2つしかない。迷い犬となったルーシー探しと車の修理だ。これだけを描く。映像はシンプル…

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まる

まるの感想・評価

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探すべきなんだけど探してる場合じゃないよねもっと探さなきゃいけないものあるよねってなる
そもそも探すべきとかそうゆう問題じゃないのかもしれない
para

paraの感想・評価

-

停滞するロードムービー。

ウェンディの口笛は、ゴキゲンだから吹くのではない。

夢と冒険を求めるのは旅だけど
職探しと定住先を求めるのは放浪・彷徨だよなぁ。

ラストはギュッと胸が締め付けられる。…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

またしてもオレゴン州。意図せぬ逗留。直接的に暴力に晒されるわけでは無いが厠の水道で身体を拭くその貧しさに閉口。目的のアラスカは果てしなく遠い。住処である車を失った時の絶望。常に剥き出しの膝小僧と治り…

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ライカート作品すべてに通ずる、人が移動したあとの風景の長回しは不在をより強固にする。
万引きの取り調べ、車の修理の細かな過程まで映す丁寧さとカッティングの大胆さ。ミシェル・ウィリアムズなのに放浪に切実さがある。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

5.0

ライカートの描く人たちは中々目的を達成出来ない。何かしたくても出来ない、何処かへ行きたくても行けない。

冒頭の犬と散歩する横移動が何だか最高。左から右への動き。『オールド・ジョイ』にも登場したライ…

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女と犬のシスターフッド。

どういうわけか知らないけど愛犬のルーシーと共にオンボロ車で放浪しているウェンディが、ついに旅の限界を迎える瞬間を描く。

お金がなくなり、車がなくなり、ルーシーとはぐれ、…

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どこの国でも同じように段ボール片付けるんすね。
ミシェル・ウィリアムズとても良い。

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