Pierrot le fouのベッドルームに憧れてベッドリネンをピンクにしたくなるの、あるよね。私はあります。憧れて真似した。ピンクのベッドリネンに水色のTシャツとバスローブ。初めて観たとき、目に入…
>>続きを読むカラーに移行したらもう、この監督は映像において色が持つ力、暴力を颯爽と使いこなしいる。
役者の演技や、照明、編集のリズム、構図、車、空、海、水平線、本、タバコ、つまるところ映画を構成する全てにおい…
色んな感情が頭を駆け巡って、どんどん膨らんでいき、爆発した。唯一そこに残ったのは「感動」という言葉だけ。映画とはつまり「感動」である。
もしかしたらゴダールはあんな風に世界を見ていたのかもしれない…
あれも観たいこれも観たいのブルーハーツ状態が一向に止まらないけど、とにかく焦らずひとつずつ。次はゴダール。『勝手にしやがれ』に続いて二作品目。
これは…
この作品をどう捉えるかで勝手に表明されてし…
ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ•カリーナの刹那的な逃避行が死体の放置された部屋を自由に往き来する巧みな長回しのワンショットによって開始され、荒唐無稽な道程に相応しく大胆不敵なショットの連鎖はラス…
>>続きを読む男女の逃避行はこれくらいとりとめの無い方が良い。不変の海と太陽の基で自由に南仏を駆け回る男と女。脈絡の無い事物、色彩、言葉がシュールな風景の中で接合され、これでもかと画面からせり出してくる。
理由は…