このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画というよりSF作品という印象。
"何が見えているの?"という問いがキーワード。
人間は脳手術によって高次元の世界を知覚できるようになるという仮説から実験を繰り返してきたマッドサイエンテ…
ボクは結構好きですね。
脳組織に電気信号を送ることで見せる存在。同時にあの世が存在するかも問いかけている二重構成。中盤まではホラーというより、探偵ものの趣でしたが、終盤でホラー映画のアクセル踏んで…
人は「怪物」や「死」を怖がるが、本当に怖いのは恐怖することそれ自体ではないか。
夢と現実があってその二つが混淆するという話はよくあるが、この映画はそうではなく、我々が夢とか現実とか呼ぶものを作り出す…
頭パカッーと割って脳を弄くったら、見える世界は光!光!!光は死!!!と、めちゃくちゃ好きな世界観や物語なんだけど、惜しいなぁもうちょい頑張って欲しいなぁ勿体無いなぁ、って。。。
でも、すごい意欲的…
脳科学研究者の太田悦子(片平なぎさ)・行雄夫妻は、森の奥の自宅で16ミリフィルムを見ていた。取り壊された病棟の地下室で悦子が見つけたそのフィルムには、戦前の満州で撮影された脳の実験の様子が映されてい…
>>続きを読む学生時代、卒業制作や論文で壮大なテーマを掲げすぎて、あるいは風呂敷を広げ過ぎて、あるいは人の意見に左右されすぎて消化不良の未完に終わった人たちを思い出す。
この映画は、ほんらい生の源とされる「光」…