エルンスト・ルビッチ監督が美女マレーネ・ディートリッヒを中心に三角関係の恋愛模様を描いた映画です。マレーネ・ディートリッヒ扮する有閑マダムのマリアは多忙の夫の目を盗んでパリに遊びに行きます。そこで美…
>>続きを読む流石のディートリッヒ
いい女には男はひざまずくのは当たり前。
ラスト、スッーと旦那の横に現れて何もなかったかのように、
顔も見合わせることなく、
旦那は彼女の腰に手を当てエスコートそしてドアが閉まる…
ルビッチ監督作6作目。
なぜだか前半の「浮気」の場面ではそこまで心躍らず("天使"が私には狡く見えたからかな)、その事実を悟りながらも夫婦関係の再生への示唆を残して去る夫…それをまた追いかける背中……
スミレの花束を残して消えるっていうとロマンチックだけど、その落ちて残されたスミレをふーふーしてかごに戻す花売りがすでにラストを物語るようで見事だし、執事三人組も喜劇調に肉料理で顔つき合わせた気まずい…
>>続きを読む全てを見せず、想像させるに留める大人な演出は素敵。
だけど、どうにもストーリーとしての楽しみや共感が持てず。。
マレーネ・ディートリヒも、天使というよりかは、“情婦”みたいなカッコいい悪女のイメージ…