一見物腰柔らかに見えるマンジー(ヒューム・クローニン)が食堂に現れた瞬間に、囚人たちが一斉に静まり返り挙動がストップする壮観な光景から、彼が囚人に齎してきた恐怖が垣間見える。
作業場の粛清シーンが白…
シネマ・ヴェーラのノワール特集の1本。
よくある脱獄ものではあるが、一人ひとりの人物造形が見事。特に看守長が実に怖い、劣等感を持った陰謀家として本当に怖い。
いろいろ制作当時のハリウッドの状況と重ね…
タレコミ屋の判別方法に感心、苦い終わりだが悪くない
例えば『shawshank redemption』『stalag17』のようなお見事さはなく、むしろ原題通りに各人の努力や機転が相殺されてしまう…
大脱走刑務所ものではありつつ、組織に切り捨てられる緊迫を描く作品でもあると思う。主人公たちの房の窓に一瞬ヒューム・クローニンの顔がディゾルブで被さるところとかゾクっとする。それぞれの想い人を、誰でも…
>>続きを読むジュールス・ダッシン監督作品。
ウェストゲート刑務所。バート・ランカスター演じるジョーは、冷血な看守長マンジーがいる中、脱獄の計画をたてるが・・・という話。
画に映える顔立ちをしたキャストが多かっ…
2019.11.23 DVD #208
ジュールズ・ダッシンのフィルム・ノワール作品に分類される脱獄映画。原題にある「暴力行為」とは、看守長の横暴な刑務所管理を指すとともに、最後の最後に爆発する抑…
ジャンル:プリズンブレイク?
アメリカの刑務所を舞台に、理不尽な懲罰、刑期延長や拷問を繰り返す、残虐看守長に耐えかねた囚人たちが集団脱獄を企てる…というストーリー。
特徴的な演出の一つに脱獄メン…