乾いた湖に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『乾いた湖』に投稿された感想・評価

岩下志麻のデビュー作。寺山修司もこれが初脚本か?
本編は頭でっかちな学生が左翼ごっこしてるだけで一つも面白くない。
炎加世子の存在感だけが救いか。

あと、”強姦ブルーフィルム”というのはこの時代に…

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松竹ヌーヴェルバーグの一つ。

安保闘争に対する批判で、学生が出会いの場として参加してただけ、というのをよく見るけど、別にそれでいいじゃんと思う。労働しながらパートナーと出会ってる人は大勢いるのに、…

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Mew
3.0

安保闘争に力を入れる学生達の群像劇。
女学生達の頭空っぽな感じが男尊女卑激しく苛立ちを覚えた。

唯一、岩下志麻が清楚なお嬢様で自立を目指し強くなるのが救い。
寺山修司が脚本、ちょっと出てるし、変な…

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KEITA
3.0

今じゃ絶対に作れない、時代を感じる映画だった。

自立を求める大学生、カリスマに傾倒して人とは違うことを成し遂げようとする大学生、子どもでも大人でもない時期に感じる葛藤が、その時代の政治とセックスと…

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三上真一郎はなにやら若者特有の艶かしい感じが出ていて良いし、時代の空気は掴めているのでそこも良い。でもまあたいした映画ではない。
男のほうが性的に撮られているのが気になる。やたら男の身体を強調してい…

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Evans
2.7

「安保闘争を斜めから見る」

安保闘争で活動を行った学生運動を、少し斜に構えて見た作品

右翼も左翼も力あるものは、その力で女性を屈させようとする様は変わらない。寺山が一言しか台詞がなかったが、映る…

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tam
3.0

60年安保闘争へと向かう東京、学生の青春劇。対ブルジョワ、対大人を描く若者の時代。
学生の退廃的な生活に家庭の崩壊、出自の問題を重層的に描き関係性に変化をつけて行く展開が面白い。
政治主義は退廃した…

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女の存在価値が低くてしんどい。

男を建てないと生きていけないなんて真っ平御免だ。

でもそうでないと生きられなかった時代。

簡単に襲おうとするその精神が気持ち悪い。

60年安保の大学生たちの姿を追う。当時は先鋭的な映画だったと思われる。富裕層学生の享楽的な遊び方などヌーベルバーグの影響(例えばシャブロル監督「いとこ同志」1959など)が見られる。和田誠によるタイ…

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太陽族映画のような若松監督のようなピンク・テロリストのような映画。脚本が寺山修司。今までタブーな内容を一気に吐き出したような作品。当時なんだか政治は暑かったんだなと思いますね。でも何にもならないんだ…

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