極左活動に身を投じる若者たちを、アナーキーなタッチでThe若松イズムといった作品。
70年代の日本の混沌とした雰囲気に、ゲリラ撮影によるエネルギー溢れる爆破シーンや、所々に差し込まれるカラーの鮮烈…
やるんだか、真面目な話をするんだか、どっちかにしなさいって言いたくなる。ラスト10分くらい、東京を爆破しまくる若者たちと、それを捉えたエネルギー溢れるブレブレの映像、盛り上がったジャズの音を急に止め…
>>続きを読む孤独で自己満足な考え方でしかない(んなの皆わかってる)けど、熱意はそういう話じゃないしだから戦争なんでしょっていう。カラーになるタイミングとか思想に対する映像表現としての姿勢が正直過ぎる、自分で天使…
>>続きを読む初・若松孝二。そしてとてもケンノンな映画!
1972年公開で、そのつい一ヶ月前に連合赤軍があさま山荘事件を起こしてますね~。そうした時代の潮流に非常に密着した内容の映画だと思う。
メインとなるのは…
学生運動の熱に浮かされたのち、テロ集団に参加した若者たちのカタストロフィを描くATG映画。
ピンク映画に活路を見出してきた監督ゆえ濡れ場は多いが、撮り方がアーティスティック。
同時に生々しい相克の息…
おいおい、革命左派の頭ん中はどうなっているのか?羞恥心はないのか?
内ゲバのような前半の展開から、自分たちなりの革命を起こすまでの脳内革命をピロートークで終始行っているという、極めてシュールな作品…
90年代後半にBOX東中野(現ポレポレ)でやってて、中原昌也氏のトークショーがあるから行くべ行くべと友達誘って見に行った記憶があります。中原パイセンのトークで覚えてるのは本題と関係なく「曽根中生が死…
>>続きを読むずーっとセックスしてるだけだし、
リンチではずっと同じことを押し問答しているし、カラーになったり白黒になったり、言動が支離滅裂だったりで、全く面白くないんだが、なにげにストーリーは粛々と進んで行くの…
映画を純粋に楽しむというより、フィルムに刻印された製作当時の熱気を堪能するような一作。テロ活動に勤しむ主人公たちは今となっては全く共感できないけれど、時代を覆そうと本気で考えていた若松孝二監督のパワ…
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