恋人たちの失われた革命に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「恋人たちの失われた革命」に投稿された感想・評価

あゆみ

あゆみの感想・評価

3.2
まさに不運な時代の若者たち。

予備知識が無さすぎる自分には雰囲気と20歳若者の心情しかわからなかった。それでも高評価。

“ゴダールの再来”と呼ばれるポスト・ヌーヴェル・ヴァーグの最重要監督フィリップ・ガレルの代表作。1960年代末期、革命の季節を舞台にした青春映画(178分)。主演は息子のルイ・ガレル。ヴェネツィア映…

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TO

TOの感想・評価

4.0

出版なんて何かを裏切る気がするから 塗装職人こそ画家だ 俺は名声も称号もいらない 無名のままでいたい 俺たちは誰もが孤独だ 署名する気もないし同行する気もない ヴァイオリン 火炎瓶を排水口に捨てた …

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mare

mareの感想・評価

4.0

終始アンニュイな美男美女、時折不意に放たれるピアノの旋律、静かなる社会反抗、彼は虚しく届かない声なき声を詩に乗せて革命をいつか起こせると信じている。モノクロームの中で浮き彫りになる冗長で退屈な日々を…

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5月革命という激動の時代の若者たちを描く。

このような混乱した時期に、将来の道を選ばなくてはならない若者たち。
時代が違っていたら、このような結末にはならなかっただろうか。

人生というものは、自…

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陰鬱というよりは、個人レベルの人生って案外このテンポだよな〜って思う

ゴダールが後で振り返って自己批判する当時の学生運動って本当にコレなんだよな〜

こういうちょっと情けない終わり方をしてしまった…

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s

sの感想・評価

4.0
五月革命後を生きる若者たち、手に入れたものと失ったもの。ベルトルッチの『ドリーマーズ』は五月革命が始まるところで終わるんだよな。
koya

koyaの感想・評価

4.0

「素晴らしいベルトリッチの『ドリーマーズ』に対する返答であり、修正である」・・・というのが、ニューヨークタイムズ紙の評なんですが、確かにそうですね。

 この映画はベルトリッチ監督の『ドリーマーズ』…

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五月革命とその後を生きる文字通り「何でもない」若者たちの細やかな感情の機微が読み取れる映画。セリフが少ない分、挿入される音楽が映像を引き立てている印象。
Kojima

Kojimaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ルイ・ガレル演じるやや甘ったれた男に訪れるビターな恋の結末。カカオ率がすごく高い、ベルベットのようなチョコレートを食べたらこんな気分かもしれない。パンフレットがそんな色だったからかもしれないが。

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