〈熱く優しい「女性」たちの百花繚乱〉
主人公マヌエラを中心とした、色とりどりの花束のような作品だ。ペドロドバルの演出する暖色の世界で、「女性」の多様な在り方が提示され、しかし彼女たちに共通する温…
女性は何も、子供ができたから母になるとは限らないのかもしれない。決して利益のためではなく、感情のため、誰かに献身的に尽くすことで、女性が「母」になり成長する。
この映画には痛みも、心も、体も異…
2025/6/10 10年以上前に観たけど特別な理由なしでまた観ることになった。初めて観た時に気づかなかったことはタイトルがベティ・デイヴィスの「イヴの総て」(オール・アバウト・イヴ)から取ったこと…
>>続きを読むペドロ・アルモドバル監督作品鑑賞3作品目
これが監督の出世作ということでいいのかな?
臓器移植コーディネーターのマヌエラ(セシリア・ロスさん)はマドリードで一人息子のエステバン(エロイ・アソリンく…