どうせわからないのだろうからただ身を任せればよいとぼんやり観ていたらあっという間に終わった。東側の崩壊、なら西側、西洋とは?そういう総括の時代だったなと。地となる物語(レミー・コーションが「西洋」を…
>>続きを読む分断と再統合を繰り返すドイツにて、ひたすら西に向かう元スパイの感覚失調的な彷徨が新世紀へ向かう国の歴史を追体験しつつ映画史と錯綜する。
間違った速度で再生されるワイマール時代のラング/ムルナウ、大粛…
真相を知りたいというあの欲望。
字幕を目で追うのに必死になる。
主人公レミーは東ベルリンから南下してワイマールへ、シャルロッテ・ケストナーと名乗る女に会う。その後ドン・キホーテとサンチョ・パンサ…
ゴダールマラソン。91年作。
ベルリンの壁崩壊後、新ドイツ零年を描く。
最も印象的な言葉、”人生における龍(ドラゴン)について”と語られるドラゴンのこと。
ドイツの歴史とこれから。社会主義の崩壊を…
ロッセリーニの『ドイツ零年』をオマージュしたタイトルを冠し、ベルリンの壁崩壊に合わせて撮られた作品。主人公には『アルファヴィル』でレミー・コーションを演じたエディ・コンスタンティーヌが同じ役柄で配役…
>>続きを読む39
Jean-Luc Godard(1930-2022.9.13)
Hindemith《Mathis der Maler》Schumann《Kinderszenen Op.15》Shostakov…
青い車を押す男とそれを追い越してドン・キホーテみたいに馬で突っ走っていく男を写したロングショットがあるが、そこで何となくそのカットをもう一度最初から見たくてビデオを巻き戻したときに戻しすぎて何カット…
>>続きを読む