眠狂四郎 勝負に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「眠狂四郎 勝負」に投稿された感想・評価

ok

okの感想・評価

4.2

20年ぶりに鑑賞
空間を感じさせる人物の出し入れ セットの配置 
会話する2人のポーズも正対することはほとんどなく工夫に満ちている
流石の演出手腕

ストーリーは若干回りくどく芯が定まっていない印象…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0
五人の剣客たちが市川雷蔵と対決しようと集まるシーンのセットの見事さ。灯籠と木が一本あるだけであれだけ豊かに見せる。
雪が降る中の対決。
中々複雑な話を簡潔に語る上手さも素晴らしい。
加藤嘉最高!

眼福…兎にも角にも、雷蔵様の美しさといったらない。

御面相にうっとり、円月殺法の立ち姿も美しく、美し過ぎて、狂四郎自身が研ぎ澄まされた刃物のようでありながら、ふと零すニヒルだけどアンニュイな「人ら…

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たむ

たむの感想・評価

4.2

シリーズの方向性も確立された第二作です。
第一作目の健康的な眠狂四郎から、虚無感を纏ったアンチヒーローへと変化しています。
市川雷蔵さんと名コンビの三隅研次監督。
『大菩薩峠』や剣三部作でも組み、二…

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hardeight

hardeightの感想・評価

4.5

加藤嘉との肩越しの切り返しショットの連鎖によってニヒルな面持ちの市川雷蔵への大胆かつ繊細なミニマリズムに徹したクロースアップはその顔面に照らし返す光に喜怒哀楽の様々な意匠を纏わせ、美しい立ち姿からの…

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健気な子供を助けた眠狂四郎。そこでご老人と知り合うが…

今回は老人の存在が大きい。守るべき者の為に闘う狂四郎の人間性が観る人に伝わってくる。

屋敷のセットや小道具も良い仕事している。風雅なロケも…

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市川雷蔵が映画スターとして大人気を博した理由が、この一本からでも十二分に伝わってくる。
所作や殺陣、立ち姿の美しさはもちろん、彼の表情がとてもいいのだ。
どこか冷めたようなクールな二枚目の面もあれば…

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市川雷蔵主演による「眠狂四郎」シリーズ第二弾。

三隅研二が監督を務める本作、雷蔵が眠狂四郎のキャラを確立した作品とも言われている。

眠狂四郎は偶然出会った少年の父親の敵を討ち、奪われた道場を彼に…

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方眼

方眼の感想・評価

4.1

1964年大映。シリーズ2作目。監督の力量で格段に見やすい娯楽時代劇に。勘定奉行・朝比奈じいさんが藩の財政をおもんばかり倹約政策を打ち出すも、藩主の娘の驕奢で庄屋や問屋も巻き込んだ邪魔者排除の展開。…

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書庫番

書庫番の感想・評価

4.2

2020年5月1日 Amazon prime video(シネマコレクション by KADOKAWA)にて鑑賞。

柴田錬三郎の人気小説を原作に、市川雷蔵の当たり役となったシリーズ第二作目で、監督は…

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