令嬢ジュリーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『令嬢ジュリー』に投稿された感想・評価

vivo

vivoの感想・評価

3.0

尊厳を傷つけられた者たちが紡いでゆく負の感情の連鎖が憂鬱な物語。傷つけられたからこそ傷つけることに鈍感になってしまい、また傷つく人が生まれてしまう。その連鎖を断ち切る強さを持ちたいと思わされた。この…

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SyonL

SyonLの感想・評価

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区切りのない時空移動。
否定的な意見も多いが、私は肯定的に捉えている。

アウグスト・ストリンドベルイの同名の著名な一幕戯曲より、スウェーデン王室演劇場出身のアルフ・シェーベルイが脚色・監督した1951年度作品。

19世紀末、北欧の白夜の短い夜を楽しむ人々。ある者たちは…

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カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞

スウェーデン映画って珍しい。

今の感覚で見るとだるい。
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0

第4回カンヌ国際映画祭パルムドール。
アルフ・シェーベルイ監督作。

スウェーデンの劇作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリによる1888年発表の同名戯曲の映画化で、下男と禁断の関係を結んだ伯爵令嬢…

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chacole

chacoleの感想・評価

3.0
タイトルは有名ですが、初めてストーリーを知りました。
舞台のような映画です。
ジュリーの情緒不安定さに見る側も翻弄されますが、結末の唐突さは、母親の影響や呪縛とはいえ、理解できませんでした。
てつじ

てつじの感想・評価

3.0

オーバーラップを多用し、幻影的且つ舞台劇のような語り口で過去と現在を巧みに繋ぐ戯曲。白夜の夏至祭一夜の過ち、世間知らずのジュリーと、口先だけのジャンとの噛み合わない不毛の会話に辟易し、どちらにも肩入…

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フク

フクの感想・評価

3.5

スウェーデン人の劇作家•アウグスト・ストリンドベルイによる1888年発表の戯曲を原作。
ストリンドベルイは18世紀後半、当時高まりつつあった共産主義的思想の傾向の強い作家で、本作は日本を含めた世界中…

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ベルイマンの先輩格であるアルフ・シェールベイ監督が「もだえ」(1944・脚本ベルイマン)に次いで2回目のカンヌ・グランプリを受賞した作品。

スウェーデン、白夜祭の狂騒の中で伯爵の娘ジュリーと召使い…

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男女平等を唱える人は精神異常者っていう時代だったのか…「高飛車な女?嫌いじゃない、むしろ好きです喜んで靴にキスします何なら舐めますデュフフフ」っていうメンズが未来に溢れてるなんて思いもよらなかっただ…

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