17世紀末から18世紀のフランス、ルイ14世の宮廷音楽家として実在したマラン・マレ( ジェラール・ドパルデュー)の回想から物語は始まる。
成功をおさめて宮廷楽団の指揮者となったマレは、若い頃にヴィ…
何とも美しくて静謐な作品でした。
バロックの曲、音楽の真髄を求める音楽家の精神、当時と同じ光源で撮られた映像…すべてが美しいバランスで成り立ちます。
真の音楽家とは?を問う芸術全般に通じる話でした…
共感や常識を超えた先に音楽の本質が見えてくるっていうのが、"業"ともいえる、才能あるいは芸術の残酷なところだなあと思った。終盤の師弟関係が変化していく様は見応えがあったし、オープニングのカットに戻っ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
音楽と風景がとにかく美しい!
ヴィオールは人の声に近い音で、って言ってたけど本当に心地良い。痛さのない綺麗な音。
池とか森の中を歩くシーン見てると絵画に出てくるような森の中でひっそり暮らしてみたくな…