かくも長き不在
良き邦題。昔ながらの。
題名から好き。
上映権切れるという事で、行くかどうか悩んだ未に見たけど。
見て良かった!本当に劇場で見て良かった。
あの静音とオペラの音楽。スクリーンで見て本…
マルグリット・デュラス、ジェラール・ジャルロの共同脚本をアンリ・コルピが監督した名編。凄い映画を観た、と思い、監督名を記憶したが、その後は「地底人間の謎」(73)をホアン・アントニオ・バルデムと共同…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
その昔、故淀川長治氏の映画解説を読んで観たいと思い続け探して探して見つけた日の喜びは今も忘れない。
女は彼女を何度も抱いた夫の手を
覚えていた。女はその男の手に触れた瞬間確信する、、男の記憶は恐怖…
かくも長き不在
良き邦題。昔ながらの。
題名から好き。
上映権切れるという事で、行くかどうか悩んだ末に見たけど。
見て良かった!本当に劇場で見て良かった。
あの静音とオペラの音楽。スクリーンで…
1960年/仏
監督/ アンリ・コルピ
出演/ アリダ・ヴァリ(テレーズ)/ジョルジュ・ウィルソン(浮浪者)/ジャック・アルダン(ピエール)/シャルル・ブラヴェット(フェルナンド)
アンリ・…
記録用
アンリ・コルピ監督作品。
カフェを営む女性の店の前に16年前に第二次世界大戦中にナチスに捕まっていたはずの夫に似た男性が通りがかる。
しかし男は記憶を失っており、、、。
基本ストーリーは…
このレビューはネタバレを含みます
これも戦争の悲劇を描いた名作映画のひとつだ。
戦争は命だけでなく、大切な人との時間を容赦なく奪う。
女一人でカフェを切り盛りするテレーズは、いつも店の前の通りを歌いながら通り過ぎる浮浪者の男の存在に…
全体的にとても綺麗な、優しい雰囲気を持った作品。
流れも自然で、ゆったりと見ることが出来ました。
ただ、最後のシーンについて、意図は理解出来ますし、いいと思いましたが、撮影の仕方をもう少し分かりやす…
終戦から何年経とうと戦禍は続くらしい。
彼はアルベールなのか?記憶は戻っていないのか?安否は?本当のことは分からない。ただ辛い過去を背負っていることを示唆されただけ。
戦後1人で生計を立てて自活し…