1945年8月15日、玉音放送の裏でクーデターが画策されていた。
陸軍の一部は国体護持を掲げ、降伏撤回、本土決戦への最後のあがきを試みる。政府要人、とりわけ陸軍大臣阿南惟幾はどのようにこの危機を乗…
議論の停滞、その間に奪われる命、独特な間と画面いっぱいの役者の表情。『シン・ゴジラ』って『日本の1番長い日』だったんだ、と思うほど『シン・ゴジラ』を彷彿とさせるシーンが多かった。
日本の戦況やポツダ…
2回目。歳を重ねるにつれ、現代と近現代の距離はそれほど遠いものではなく、地続きで繋がっているとの思いを強くする。介錯なしで割腹を遂げる現代人、阿南陸相の覚悟と引き際に驚嘆する。三船敏郎の演技や此れ見…
>>続きを読むシン・ゴジラがこの映画に強く影響を受けていると聞き、見なきゃ見なきゃと思い続けやっと見た。
戦争はすべて狂気。一度始まってしまった戦いはパチンとスイッチを切るように簡単には終わらない。登場人物たち…
本作は二部構成になっており、一部ではポツダム宣言を受諾するかどうかの、静かだがヒリヒリした閣議会議が続き、
二部では、閣議で日本が降伏することに決まり、天皇陛下が8月14日に録音された終戦の詔の玉音…
暗い長いで先送りしてたのをようやく鑑賞。一部陸軍の反乱や阿南大臣の自害は知識として知っていても、映像で見ると震える。根拠なき判断や、緊急事態でのスピード感のなさ、女性の不在は今も変わってない。日本人…
>>続きを読む凄まじかった。
ずっと観なければと思いつつ見てこなかった自分がただただ恥ずかしい。言葉にならない。。。
血の吹き出るシーンで息が詰まったのは今作が初めてだった。それだけ芝居に生と死の実感がこもって…