優劣
姉が好きだった映画、歳を重ねてから見ると実に粋でした。
いろんな不安と歪みが見事にネタになっていく。
昼ドラ並みにドロドロなのに、軽快に笑ってしまうのは言葉の魔法なんだろうか。
男たちの滑稽…
2025
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全体を通してブラウンが基調で落ち着いた雰囲気
その中に差し込まれる赤がとても印象的だったな
病気恐怖症役のウディ・アレンは、滑稽な役であればあるほどしっくりきて、シックなトーン…
旅の前に見返したいと思って。
かわいい洋服、瀟洒なインテリア。話はどろどろしているが、たまらない。
なかなか深刻な展開にもなるが、陰鬱さは長くは続かない。
記憶よりも、雑多な見所がたくさんあった…
ウディ・アレンの黄金期は77年「アニー・ホール」から始まり本作にいたる10年間だと思う。
監督の得意技「中年男女のおりなす恋愛コメディ」なら本作がベストというか一番まとまってるイメージ。オスカ…
「自分のせいでは?オナニーのやりすぎでしょー趣味を馬鹿にあうるな」
「あなたにはある種の感情は持っている」
「しっかりし過ぎててうっとおしいー本当は弱い女よーそうは見えん」
「僕は思っている以上にハ…
人間はそれほど理路整然とは行動しない、ということをとてもいやらしく表現するのがウディ・アレン、という印象。
今回はそれがエリオット役のマイケル・ケインが担ったわけで。その粘着質は人を選ぶだろうな。
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