意外と傑作だ。前半は、キューブリック監督の「現金に体を張れ」の丸パクリだが、ひょっとすると、「現金に体を張れ」よりも面白いかもしれない。
太陽族を根底からひっくり返してしまう映画。太陽族と言えば石原…
調子に乗りすぎた若者の墜落していく様を見事に描写。この原作は慎太郎なんだけど、裕次郎が主役だと墜落までを描かないので。その先に待ち受ける悲劇までを描写しないからモヤモヤしてたんよ。ハッピーエンドじゃ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あのノストラ大監督が昔びっくりする程の小気味良い映像派だった事に気付かせてくれた。そしてこれはもはや時計じかけのオレンジ。車のシーンなどそっくり。音楽も本家に劣らず暴力的。ゴジヘドの胸糞な眞鍋節の片…
>>続きを読む石原慎太郎の原作ほど酷いお話ではないが見ていて辛くなった。面白いけど。
完全に『時計じかけのオレンジ』。
若者たちの悪ふざけの暴力。
暴行の対象になるのが芦川いづみというのがまたファンからしたら悲し…
前半のケイパームービーの小気味よさから後半の湿度たっぷりな芦川いづみ劇場の落差がたまらない。
裏切りを知った失意の芦川いづみが帰宅して母の死体と対面する、凍るようなショットが最も素晴らしいと思うが、…
石原慎太郎原作×舛田利雄監督作品。何不自由なく裕福に暮らしている壮二は、学生仲間の戸田、沖津、秋谷と時間、好奇心を持て余していた。川崎競輪場と吉祥寺のノミ屋の連絡時間のタイムラグを利用して、ノミ屋か…
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