リラの門の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『リラの門』に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.5

ドア

パリの下町で暮らすジュジュは、仕事もせずに酒に溺れる毎日を送っていた
そんなある日、近所に暮らす音楽家の友人の家に、警官を殺したピエールが逃げ込んでくる
2人はピエールを追い出そうとするが、…

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電気羊

電気羊の感想・評価

3.5

飲んだくれで無職の住所不定の薄汚い中年男の主人公は、ギタリストで芸術家と呼ばれる知り合いの家に居候させてもらっていた。

主人公は、中年太りで貧乏と全く冴えないなのだが、馴染みの酒屋の一人娘に恋心を…

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ぽち

ぽちの感想・評価

3.5

ジュジュと芸術家の心の奥底まで見事に描ききった作品で、監督の円熟した手腕を堪能できる。

芸術家の嫉妬にも似たバルビエに向けられる嫌悪感や、ジュジュの幼児性が伺える憧れなど、時代を超えた普遍的な人の…

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 警官殺しのピエールが芸術家の家に逃げ込んでくるまでの過程の説明と、子供たちが外で遊んでいる様子とがリンクしているのが、かなり良かった。

 利他的な芸術家、それに対して利己的なピエール、ピエールに…

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ねこ

ねこの感想・評価

3.7

職業ろくでなし、というのが受け入れられていた頃の話

町にはまだ人情があった
その町なりの正義も
逃亡者は身勝手な他所者
ゆえの結末

予期せぬ訪問者に振り回されるほどにジュジュの純粋さが際立つのだ…

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みんと

みんとの感想・評価

4.2

円熟期のルネ・クレール監督作品。(4Kデジタル・リマスター版で鑑賞)
こちらもパリの下町を舞台に描く人情劇。

仕事なし、お金なし、おまけに酒に溺れる“ろくでなし“の主人公ジュジュ。親友は“芸術家”…

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Chisato

Chisatoの感想・評価

3.0
アホなおっさん2人が指名手配犯を匿うお話。
ジュジュの優しさ、芸術家の薄情さが見てて面白かった。

『巴里祭』で著名なフランス詩的レアリズムの巨匠、ルネ・クレール監督作品。
風刺と諧謔、そして詩情に富んだ豊かな作品です。

物語の舞台はパリの下町。
そこで起こる或る出来事を中心に、その一画に住む個…

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c5

c5の感想・評価

3.8

◯飲んだくれが偶然殺人犯を匿うことになった話。情を移してしまい殺人犯だと知った後も親友の音楽家とともに変わらず匿い続ける。そこにマリアという女性も加わってから事態は思わぬ方向に転がって。

◯あの子…

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efn

efnの感想・評価

4.2

 指名手配犯の新聞記事読み上げに合わせて路上で現場検証劇を演じる子供らのすさまじさ。(いろんな場所から出たり入ったりするのに場所固定の長回し)基本的に子どもは鬱陶しい存在だが、演技が常に理知的で確信…

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