市川雷蔵演じる船場の足袋問屋のぼんと、
彼と関わる女たちの話。
原作未読。
作者が映画化中止を申し入れる
レベルでの改変がされている模様。
ザ・姑な主人公祖母に、
その実子なのにザ・嫁な主人公母…
最後の方で突然戦後の焼け野原になり話が急に変わった。急激に肌感触が変わったようになりつまらなくなった。その前までは物凄く面白かった。
後から調べたら、戦後の場面は原作にはない箇所で揉めに揉めて製作さ…
船場のボンボン喜久治の女性遍歴を回想するお話。ぼんぼんのしっかりしたのをぼんちというらしい。
ひたすら原作の出来事の羅列で、抑揚もなく一本調子で退屈でした。時折挿入される画面いっぱいの平面的な構図…
大阪・船場で四代続く足袋問屋の跡取り息子として生まれ、莫大な富で四人もの妾を囲って暮らした遊び人…という設定の人物にすんなり感情移入できてしまうから大した作品である。何だこの読後感は、と困惑さえ覚え…
>>続きを読む雷蔵はもちろん良いが、様々なタイプの女性のサンプル、小気味良さ(しかし終盤はなかなかの怖さ)
出番は少ないが印象的なのは越路吹雪。
雷蔵に贈り物をする。
雷蔵「人から物もろたん初めてや」(大意)優…
<老舗のぼんぼんと取り巻く女たちの人情ドラマ>
ぼんちとは「器の大きいぼんぼん」のこと。
喜久治(市川雷蔵)の女遍歴が軸になってはいるのだが、喜久治が渡り歩いた五人の女たちや一卵性母娘のような祖母…
市川雷蔵演じる若旦那が惚れ込む女性たちがそれぞれ全く違う魅力を見せていた。
時代が下るにつれて女性の持つ雰囲気や考え方も見事に違い面白い。
象徴的なのは競馬に夢中なカフェの女給が旦那となった雷蔵にさ…