放浪記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 15ページ目

『放浪記』に投稿された感想・評価

miyabi

miyabiの感想・評価

5.0
忘れもしないおふみさんの台詞「馬の糞汁」成瀬巳喜男で高峰秀子なら一番好きな作品、日本映画のダイヤモンド。

不覚にも冒頭から涙してしまった。
父親を馬鹿と罵る少女の眼に浮かんだ涙を見て、このあとに続く彼女の人生に思いを馳せてしまう。相当にキモい見方。

それにしても高峰秀子が演じる根性がひん曲がっていて図…

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山籠り

山籠りの感想・評価

4.0
貧乏コンチキショウ。

今年は随分林芙美子作品に触れた気がする。
くろわ

くろわの感想・評価

3.8
貧乏時代と成功してからの演じ分けが良かった。
牛めし屋、キユーピーは原作でも好きな場面。丁寧に描かれていて良かった。
tarouman

taroumanの感想・評価

3.5

ラピュタ阿佐ヶ谷
高峰秀子の熱演、怪演ぶりはほんとうに恐ろしいほどで、唄は上手いし軽演劇のような踊りまで披露、とただただ頭がさがるだけなのだが、とはいいつつもデコファンからすると彼女のおへちゃ顔のお…

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くずみ

くずみの感想・評価

4.0
これ、「ダメ男図鑑」じゃん。そして数々の貧乏ディテール。
一人暮らしの女性には、この加東大介は怖い。芙美子さんはしたたかでありますが。
Y

Yの感想・評価

4.3
これまで見てきた成瀬巳喜男監督の映画での高峰秀子とは違った感じで新鮮、よかったです。この映画での高峰秀子を見ていて感じたのは、安藤サクラさんってどことなく高峰秀子さんに似てるな。と思いました。

懲りずに成瀬に挑戦してみたけど、知らなかったとはいえこんな小説的すぎる箇所の目立つものを選んだのはさすがに失敗だったか。

というか映像の上に平気でデカデカと文章載せる行為って映像のことをどうでもい…

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mingo

mingoの感想・評価

4.1

林芙美子の偉大さが改めて痛感できるのと共に成瀬巳喜男の素晴らしさというよりはつまりは高峰秀子。60年代的パターソンなんて言ってみてはみたものの、豊かさの意味で真逆をいく本作だが、メンがヘラってんじゃ…

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こんなオールドスクール・サブカル女子・立身出世物語みたいな話だったとは

全てが今に置き換えても描き得る普遍性、良かった

(当時の料亭とかだって似たような場だったとはいえ)大した料理も出してなさそ…

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