放浪記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 13ページ目

『放浪記』に投稿された感想・評価

Boss2054

Boss2054の感想・評価

4.8

井上ひさしさんの太鼓たたいて笛ふいて、
ト云う戯曲を以前読んだコトがある。
放浪記で成功してからの林芙美子の物語である。
それがいかにも面白かったので、観てみた。
原作は、舞台版の菊田一夫氏の戯曲。…

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Haruki

Harukiの感想・評価

4.2
窮乏に折れることなくあっけらかんと生きていく芙美子は力強い。
意外と恋愛体質であり、その半生はドラマチック。

詩情豊かな日記もかなり効果的で、作品全体で芙美子のダークな心をリアルに描ききっている。
林芙美子が放浪記を書き上げる背景のお話

「だって新しい女を口説く時は前の女の悪口を言う、それがお決まりのコースだって」
苦労と貧乏をしたと云うのが鼻につく。
そこから真実を感じ取った福地、感じ取られない自分。
あや

あやの感想・評価

4.1
下田逸郎の泣くかもしれないの世界だ!と思って海を感じる時の原作者のルーツ調べたらやはり林芙美子で超納得した
ha7ta6

ha7ta6の感想・評価

3.5
花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ
多かりき

ダメ男ばかり好きになるけど、たくましすぎるぜ!おふみさん。

森光子の舞台版が非常に有名な作品。

高峰さんの演技がとてつもなく光っている。
心中複雑だろうにお盆を持っておちゃらけるところ、好きだなぁ。

作中色々な出来事があったけどとりあえず、京子がふみ子に…

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女流作家・林芙美子さんの自伝的小説の映画化作品。
本作のほかに数々の舞台やテレビドラマ、映画化された作品があることを調べて初めて知った。私は成瀬巳喜男監督の『放浪記』しか観ていないが、素晴らしいの一…

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林芙美子さん苦労したんだなぁ。その日暮らしな生活も男運の悪さもお気楽に見せた姿もしんどかっただろうなぁ、他人にはわからんことって多いもの。人生が放浪記。よう頑張りなさった。
高峰秀子のほっぺのぽって…

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成瀬巳喜男と貧乏は、相性がいい。本作は、再見だが前回見た時より楽しめましたね。高峰秀子のニヒルな感じが見事だ。自身のエッセイや証言で高峰秀子が結構べらんめいでニヒルなのがよくわかる。自身も数奇な人生…

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