プロパガンダ映画かもしれないが、人々の抵抗が踏みにじられつつも革命への道がオムニバスとして描かれ、最後のアナウンスと編集にぐっときた。人権大事よ。
ミハイル・カラトーゾフ監督作品3本連続してみたけど…
ついに観た。4作オムニバスで前半2作がアメリカ資本主義による搾取と収奪。後半2作は蜂起と粛清、革命軍の反撃と勝利、というキューバ革命の過程を象徴的に描いた構成はカラトーゾフ自身が目指したという「キュ…
>>続きを読む1ショット間に起こる役者の運動とカメラが共鳴、一瞬の硬直で「画」を作り、水たまりに触れぬよう石の上を歩くといった、何気ないシークエンスに力を与える。窮から広へ視覚と感覚の拡張、動のみならず、静さえも…
>>続きを読む体制に抑圧されたキューバの人々を章立てて描くオムニバス映画
異様としか言いようがない長回しカメラワークと、アオリと広角レンズによるダイナミックな構図には度肝を抜かれるが、物語はシンプルなドラマが展開…
キューバ革命に至る過程を描いた4章構成のオムニバス作品。まず撮影監督セルゲイ・ウルセフスキーの映像が凄まじい、斜めショットや魚眼レンズ、空撮やクレーン、これらの手法が「感情バランスの崩壊」「世界が既…
>>続きを読む手持ちのカメラに超広角レンズを付け、難しいシチュエーションで長回ししたかと思えば、そこからカメラが上空30mぐらいまで上昇し、更に横移動からの再び上空飛行みたいな超絶技法で撮影しててぶっ飛ぶ。
手…
慟哭、血。叙述を超える描写。映画という表現媒体のある一方の地平、その極北。"I am"という主観性に忠実なショット群、それを構成するディープフォーカス・ワイドレンズ・ステディカム風の流動性。ビラ、鳩…
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