柴錬の眠狂四郎シリーズは色っぽくて面白い小説だった。
第一作はヒロインが中村玉緒、色気不足をその美しさで補って余りあった。
市川雷蔵はニヒルだったが最後は熱血漢に。
加賀前田藩の密貿易に絡む暗闘とな…
市川雷蔵の色気はさすが。
アクロバティックな戦いをする少林寺拳法の人が円月殺法で殺されずに済んだことの驚き。眠狂四郎ワールドではかなりの強者になるのでは?
中村玉緒のチサは狂四郎と相思相愛となったの…
「炎上」、「剣」、「剣鬼」でのナイーブで内面的な役柄とは打って変わった剣豪時代劇ヒーローの雷蔵。相変わらずの妖気も本作では明るめ。敵を刀で斬る時に空気をつんざく音だけなのも逆にリアル。しかし円月殺法…
>>続きを読むシリーズ第1作だけ観ていなかった、これにて市川雷蔵全12作制覇です。加賀前田藩は公儀への密貿易発覚恐れ、証拠を握る者たちに刺客を送り込む事件に狂四郎が巻き込まれる。シリーズの特徴となる雷蔵のニヒルな…
>>続きを読む加賀藩を揺るがす事件に眠狂四郎が立ち向かう!(超要約)
みたいな時代劇なんだけど、なんか全体的に軽い。
眠狂四郎本人もなんか妙に軽薄で全体的に見応えがなんだかなぁ。
円月殺法っていうキャッチーな技だ…
安心の時代劇なら雷蔵です。久しぶり観たけど結構喋るなぁ狂四郎。中村玉緒は、当時アイドル。個人的には既にさんまとコンビの時しか知らん。若山富三郎の少林寺は、どう見ても柔道。巴投げやってるし。ニヒルナ時…
>>続きを読む1作目があんまり面白くないというのは、大映のシリーズではかなり珍しいな。
雷蔵自身が反省している通り、続編以降に比べてキャラが定まってない。
これじゃ『大菩薩峠』の机竜之助と区別がつかない。
拳法使…