異常なほど無気質に経緯が省略され、事態が悪化していく。マリーとバルタザールが両想いというセリフがある通り、対応するかのように不条理な出来事が淡々と舞い込む。とはいえ、出鱈目にも程があるサーカスや動物…
>>続きを読む二回目の視聴でこの作品はあまりにも深遠すぎて何も評価することができないと思ってしまった。一回目の視聴では研ぎ澄まされた省略的文体で語られるナラティブを追うことを半ば放棄して、強烈なイメージの美しさだ…
>>続きを読むブレッソン作品はまだ4作目だけど
次のカットでは会話が飛び、空白の時間があるという特徴的な手法に段々癖になっている自分がいた。
「もう(バルタザールは)立つこともできんよ」
の3秒後には
「旅をさ…
バルダザールという名を持つロバの一生を中心に素描しつつ、ロバから見た人間の理不尽さやままならなさを絶え間なく描写する。
あれだけ賢いロバがまるで受難劇かのように煮湯を飲まされ続け、鎖のくびきから逃れ…
バルタザールよ。
これからも愚かな人々を見るがいい。
【感想】
象徴は物語の中だけに登場し、現実には代わりに解釈だけがある。ロバという台詞を発せず演技も排したそのモデルはおよそ映画の枠からはみ出て…
冒頭付近、地面に潤滑剤を放って車をスリップさせるバイクの若者達。そのスリップさせていく様を無言で見てるんだけど、こういう脇役のなんて事ないシーンを見せるのがブレッソンはうまいよなあと思ってたら、まさ…
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