不覚にも、好きなの見られた…。
青春の夢いまいづこや出来ごころみたいに、殴る行為に感情を乗せきれず、自己表現の機能不全が起き、結局伝わらない感情が自分自身ですら置いてけぼりのまま何もできず、内に溜ま…
弟のためを思って不貞を働いたのに、受け入れてもらえない姉の悲しみがどうしてこんなにひしひしと伝わってくるのか。小津の作品がこんなにもエモーショナルなのは何故だろうと毎度観るたびに思う。
田中絹代、…
急に一線超えた感じで衝撃だった。「いかがわしい酒場」ってどのラインなのか直接的にわかりかねるけど、昼職皆勤でこなせて夜もやっちゃう器用な方だと思います。
まだみてないルビッチの活動写真を観に行って…
小津安二郎監督の戦前の中編ドラマです。サイレント作品です。テーマは「弱いおとこ」なのかなあ。『東京暮色』(1957年)みたいな鬱展開が小津安二郎作品としてはめずらしい。完成度は当然ながら『東京暮色』…
>>続きを読む貧しくも美しき人々にどうか光りを。
嗚呼、尋常ならざる心の有り様をも、強いて強いて身内に仕舞ひ込まんとする、其の強さよ。然うして其の美しさよ。断言しよう。最も辛いのは此のひとである。だのに、精神…
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