1秒の無駄もない。音楽が特徴的。
トリュフォーの誠実で純粋な言葉が、ジャンピエールレオーを通して伝わってきて、個人的にとても強いメッセージだった。
若者が「愛されてないと感じる」と言うと、学校に通…
この映画を初めて通してみたのは大人になってからのことで、シネスコの画面で劇場のスクリーンできちんと見たのは今日が初めてでした。ワイドスクリーンで見ると、アパートや学校の空間の息苦しいまでのせせこまし…
>>続きを読む初トリュフォー。auteur theoryについて授業でやってたので成り行きで鑑賞。彼の自伝的作品らしいが、かなり波瀾万丈の人生を送ってきたのだなと。割とストーリとしては端的であの時代の作品としては…
>>続きを読む大人は判ってくれない。判ってくれないから、表面の言葉だけでラベル付けして閉じ込めようとする。判ろうとしないのに、子どもが聞き分けないと言う。
居なくてもいいとか言いながら管理しようとする。
「信…
授業を抜け出して町を巡る。子供時代の反抗心のみならず、現在では批判的にみられる体罰を含む恐喝のような指導と親の束縛など、自由にさせる要因が揃っている。回転するアトラクションのシーンがとても印象的だ。…
>>続きを読むAntoine Doinelシリーズは結構見たけれど、ルーツのこの作品は何となくずっと後回しにしてしまっていてやっと劇場で見ることができた。私みたいな素人には語る価値がないけれど、トリュフォーって何…
>>続きを読むはじめてのとりゅふぉ〜。愛のない両親のもとで育った12歳の主人公が非行を重ねる話——と言えば今となってはありがちなストーリーだけど、やはりこの時代に少年のセンチメンタルを丁寧に掬い上げて描いたところ…
>>続きを読む非行少年というには
可愛い気がするな
少年鑑別所の列から抜け出して
ひたすらに走りつづけるラストは
何かから逃れたい、解放されたい
という幼き少年期の自立心が
現実という檻の中で
行き場もなく暴…
(c) 1959 LES FILMS DU CARROSSE