晩年のジャック・ドゥミは自分の少年期の記憶を文章として書き残すことをしていたが、それを見た妻のアニエス・ヴァルダが映像化したのが本作品である。ジャックの頭の中にある少年時代の思い出がそのまま映像にな…
>>続きを読む1991年 仏 監督・脚本: アニエス・ヴァルダ、原作: ジャック・ドゥミ
原題: Jacquot de Nantes(ナントのジャック)
「わたしは残しておきたい。輝くばかりのジャックの少年期と夢…
劇中彼の作品がちょこちょこ出てきました。
子供の頃のいろいろな思い出が後に作品のヒントになっているんだなと思いました。
観劇したことや歌いながらお菓子を作るお母さんなど影響を受けてさまざまなミュージ…
死んだ夫への愛情をあられもなく見せつける映画。老ドゥミへの接写も、👉というマークに続けてドゥミの映画を引用するのも、あまりに率直な愛の告白で、見ているこちらが照れてしまうほどだ。
この映画で描かれる…
ジャック・ドゥミの、音楽と幸せに溢れた少年期。
小さなカメラ片手に必死に映画製作に取り組んだり、友達に映画博士って呼ばれていたり、彼の映画愛がすごい。
愛しい人の肌、手の甲、指先、白い髪、口髭、瞳。…
アニエスのドゥミへの愛に溢れた作品♡
少年期での出会いや経験がドゥミの撮った映画に多大な影響を与えていたことが分かる。
そしてその頃からの映画愛に心を打たれた。ドゥミのことがもっともっと好きになりま…
私の1番好きな映画監督、ジャックドゥミの少年期を映画化したもの。
情熱を注げるものがあるって素晴らしい。素晴らし過ぎる。
子どもが本、おもちゃを売り払ってカメラが欲しいって。それほどしたいことだっ…
妻 アニエス ヴァルダが夫ジャック ドゥミの少年時代を優しい眼差しで見つめているような作詞。
彼の記憶の中を探りながら、少年期に出会った景色や人間、そして体験などが少しずつのちのジャック ドゥミ作品…
ジャック・ドゥミの妻、ヴァルダがドキュメンタリー要素も含めて、ドゥミの少年期を再現していく。お互いにいろんな影響を受けながら、映画を作るってすごいし、芸術って自分を成長するためのものでもあるけど、相…
>>続きを読むそれまで殆どモノクロだった世界が、パリに来てカラーになるのが素敵な演出。でもモノクロの少年時代に、その後の人生に影響を与える色んな出会いがあったのだなと、心を打たれた。周りの大人も戦時中なのに暖かい…
>>続きを読む(c) ciné tamaris 1990