実はかなり奇抜でオカルト闇鍋な内容だが、コメディタッチで天丼パターンが優れているため清々しく感じられる作品。
突拍子もない展開の連続で、400年間という長い設定を無駄にせず「個の価値や尊厳」を見事…
あらすじ:400年生きて、幸せって何なのかわかった。
妖艶なる人外生命体ティルダ様としょっちゅう目が合って心臓に悪い、風変わりな伝記ファンタジー。
原作はヴァージニア・ウルフ。複雑かつ凄惨な生育…
衣装がとても美しい。本では表し得ない感情の描写がある。煌く目玉、とか、咆哮に雪崩れる音楽、とかだ。
シリアスな場面の合間合間に挟まれる滑稽なシーンがまた良い!
時折第四の壁を越えて語りかけてくるオー…
これこそ、映画における、ロケーション、衣装、時代考証、などの、凄さを知る映画です。
英国の宮殿、煌びやかな衣装、すごいです。
とにかく、監督はもとより、映画一本に関わる、人達の意識の高さは凄いと思う…
性別、民族、国家、身分と言った人間を分類する事によって生じる諸問題に、400年余りを生き続け、時には性転換をする主人公オルランドが淡々と直面してゆく。最後は1人の人間として幸せを掴み取る。
節目節…
スピーディーに語られる人の生死と勃興、衰退…
ティルダさんの眼差しを真正面で受けるには相当な精神力が必要。
男性には土地や権力、婚約者が付き纏い、戦争に出なければならない。女性には財産権がなく、男ど…
このレビューはネタバレを含みます
なんとも不思議な物語。エリザベス一世治世下の1600年から始まり現在まで400年生き抜いているオルランド。若さを失わなければ領地を相続させると信託を与えられたオルランドはロシアの若姫に恋し失恋、詩作…
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