徹底的にリアルな音を追求したとされる音響効果や、カメラの前を遮る人々、咳やクシャミをする人々など後期の研ぎ澄まされた作家性の一端を垣間見る。
それまでその世界にない所謂BGMは鳴らさず、回想シーン…
🔰アレクセイ・ゲルマン作品
「戦争」をあえて外側からの視点で描いた戦争映画
すし詰め状態の列車に7日間をかけて故郷タシケントに帰郷する従軍記者が主人公です
彼の20日間の特別休暇を追った作品
…
休暇をもらった戦場記者ロバーチンの20日間を描く、ゲルマン監督なので難しそう。
大切な休息のハズなのに、予想するよな20日間では無かった。
戦争を怖く描いてるのかと思ってたので、ロバーチンの心理に不…
1976年 アレクセイ・ゲルマン監督作品 モノクロ 102分。2次大戦、ソ連軍の従軍記者ロバーチン(ユーリー・ニクーリン)は、休暇を得て故郷タシケントに帰る。前妻との正式離婚手続きという気の進まぬ目…
>>続きを読む戦争映画、戦争演劇といった、物語化された戦争が劇中劇として出てくるいっぽう、映画内の「本当の戦争」は間抜けで淡々としているのが皮肉に思えて面白かった。
ひたすら演技を見せる長回しが多く、緊張が途切れ…