全盲である三味線の天才の少女と、彼女に仕える世話係の青年が織り成す究極のSM物語。
青年にとってのご褒美とは、御主人様との「性行為」でなく「奉仕」そのものなので(性行為その他準ずる行為は奉仕に含ま…
「歪な愛」
盲目の少女と奉公人の青年の歪んだ愛を描いた作品
主従関係の中で関係は激化し、歪みきったところで、奉公人が目を刺してしまうという歪み方。それを純情というのかと言うより、異常なまでの尊敬…
相手の為に何もかも捧げられてしまう、これぞまさに究極の愛なのだろう。谷崎潤一郎の春琴抄が原作の作品。原作も映像化した此方も大好き。山口百恵主演のものも以前鑑賞したが今作の方が好みだった。献身的な愛っ…
>>続きを読む意外と傑作(と言うと巨匠新藤兼人監督に対して失礼だけど)。恋愛というのは共依存などではなく、生物学的共生なのかな、と思えてしまう。お互いがお互いを必要としている、そういう純愛を温かなまなざしで細やか…
>>続きを読む“これが、お師匠さまの世界ですかっ!”
ATG作品です。
原作は谷崎潤一郎の『春琴抄』
愛とはかくも与えるものなのか…、しばし、考えさせられましたね。
究極の愛のカタチを見せられた気がしました、…
良い新藤兼人の傑作。
究極の愛とは、
相手の為に自分の全てを捧げられる、と同時に見返りは一切求めない。
おのずと常に主従関係の中にのみそれは存在する。相手が主で、自分が従の時だけ得られるという事で…
谷崎潤一郎『春琴抄』を実写化した本作。
文章で読むのももちろん良いんですが、映像だと生々しくてグイグイくる。
現実を超えない範囲で愛をテーマに描いた場合、行きつく先はこの映画になるんじゃないかって…
映画として、とても良くまとめられていて
見やすかった。
ATGだけど、意味不明なシーンはあまりない。
ATG中毒者には少し物足りんかもしれんがね。
若旦那役でベニチオ・デルトロ出てなかったかな?
い…