讃歌の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『讃歌』に投稿された感想・評価

大木茂

大木茂の感想・評価

3.2

純愛か変態か…

急にインタビューアーが口から血垂らすカット時々あるけどなんだ?笑

100分で名著の谷崎潤一郎特集で知ったんだよな
卍は前に観て色んな変態を書く作家ってイメージだけどこの話は人生を…

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天才、天才ですよ。強烈な愛 なんだかもう力が抜けた。三味線が登場する映画は個人的にハズレは無いな。

監督の新藤兼人は広島県の人。
山中貞雄

新興キネマ
溝口健二にも師事
ATG掘る前に黒澤明、小津安二郎、溝口健二あたり見ないといけない

大学に谷崎好きな人多くて驚いた目空いてない方がエロい細雪読…

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茜

茜の感想・評価

3.7

谷崎潤一郎の「春琴抄」という小説が原作。
盲目でありながら天才的なお琴と三味線の才能を持ち、プライドの高い師匠・春琴。
彼女の付き人である佐助は、彼女から暴力的な振る舞いを受け下の世話をさせられても…

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原作が素晴らしいのでストーリーは間違い無いにもかかわらず、テンポの悪さ、ところどころ演技に違和感を覚える。
ROY

ROYの感想・評価

4.2

エロティシズムの讃歌

心の目に映るお琴さまのお姿は永遠に美しく輝いておりまする

愛とは捧げるもの・・・愛とは奪うもの・・・。単なる被虐趣味をつき抜けて、盲目の闇に思考と官能がとけあう美と陶酔の世…

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全盲の三味線師匠と、彼女に使える丁稚の男。2人でひとつの宇宙鉄人キョーダイン的関係。
wayfarer

wayfarerの感想・評価

3.5

「讃歌」を見ました。

谷崎潤一郎の「春琴抄」が原作です。私は高校の頃に原作を読みましたが、倒錯した愛をテーマにしているものの、日本的な美しい小説という印象を受けていました。

この作品は、多少の脚…

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rain

rainの感想・評価

-

谷崎はやっぱり変態
偉大な原作をもってわざわざ映像するとして何をしなければならず何ができるかということに自覚的な素晴らしい作品でした
音と所作という人間の沈黙した事象を丁寧に追っていき老婆のインタビ…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.8

「讃歌」

冒頭、春琴と佐助。九歳で失明、琴三弦、熱湯による無残な火傷、薬種問屋、妊娠、美貌、盲目の闇、思考と官能、お琴と佐助、三味線の音、暗闇。今、美的恍惚の世界へと広がる…本作は谷崎潤一郎による…

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