こばやかわだと長年思っていたら、こはやかわだったと今頃知る。中村鴈治郎が出る小津安二郎作品は好きですね。浪花千栄子との掛け合いも風情ですね。競輪場のシーンで建物が木造で凄い所でやってたんだなぁと。藤…
>>続きを読む造り酒屋の主人小早川万兵衛は昔懇ろになった女性とその娘のところに通い詰める。
家族は面白くない。そりゃそうか。手厳しい長女の態度も意に介さず、御満悦な様子の小早川万兵衛。
「性格やったら何にしても…
可もなく不可もなくという感じ。
話は、中村鴈治郎の小早川万兵衛の最期と恋を中心としている。それを巡って、それこそ「東京物語」のように家族が集まってくるのだが、何となく、当時の大スターを集めただ…
小津が東宝で撮った作品とあって東宝俳優がたくさん出ているのが見どころです。いつもの小津メンバーとの共演を楽しめますね。冒頭森繁と加東大介が出てきて社長シリーズ感溢れ出ました。森繁なんかは小津に染まる…
>>続きを読む日本映画界の至宝・小津安二郎監督・脚本によって製作された1961年の日本映画
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松竹の顔であった小津安二郎を、東宝の宝塚映画製作所の創立10周年記念作品の監督として招待した作品。小津監督の唯一の東…
小津作品でこんなにも死がフィーチャーされている作品はあったかな、と思うくらい終盤にかけて不吉な画を見せてくる。カラス、喪服、火葬場の煙突と煙。見入ってしまった。
そんな死を契機に、自らの人生を自分…