久々の鑑賞。
ブルドーザーに乗りなぎ倒してでも欲望に忠実に突っ走る狂気的な男。ある意味ピュアで、迷惑であり憧れもあり。成し得た先の虚しさ、祭りの後の寂しさ。理解る。
そして圧巻のクライマックス。個人…
このレビューはネタバレを含みます
凄まじい。まさしくアメリカ映画的な映画だと感じた。ダニエル・デイ・ルイスとポール・ダノの猛烈な演技合戦に圧倒される。
撮影・編集も抜群にいい。中盤の見せ場の爆発場面の鮮烈さ。
石油をめぐる欲望の交差…
コンポジションとカッティングの妙。ダニエルの「うちは家族経営でやってる」からの斜めパンから息子の表情、イーライの「神を讃えよ」の際のクローズアップ→ロングショット。何れも被写体はダニエルとイーライ…
>>続きを読む急に見返したくなって10年ぶりくらいに再見。
こんなにもストレートな一代記。ダニエルにとっておそらく1番脂が乗っていた(文字通り!)時期をバンバン省略して、色々な不幸が重なる場面をピックアップしてる…
石油採掘で成り上がる男の顛末。
もう冒頭からがっつり心を持ってかれた。
淡々と進むけど飽きずに見れた。
「資本主義の危険性と宗教の欺瞞」がテーマなのかな。
主人公のダニエルがあらゆる手段で利益を…
男たちによる血の吸い合い。溢れ出る石油のようにどろどろした男臭い映画だった。今作は評価が高すぎるから、あまり期待せずに観たけど、めちゃくちゃ面白かった。ポール・トーマス・アンダーソンの作品にしてはセ…
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