サラの鍵の作品情報・感想・評価・動画配信

『サラの鍵』に投稿された感想・評価

FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

4.3

これは、、、凄い話だ。
パリのオシャレな街マレ区の古いアパートにはこんな物語が沢山埋れているのではないかと思うと心苦しくて、、、。
様々な人の歴史と想いがつまったヨーロッパの歴史ある建物たち。
重厚…

>>続きを読む

ナチスは”ユダヤ人”とそれ以外の区別を血縁的なルーツ以外にも、身体的特徴、精神異常、性的倒錯にも求めた。つまり”ユダヤ人”性は恣意的なものであることを逆説的に明らかにしてしまった。
サラのユダヤ人で…

>>続きを読む
ナチス占領下の🇫🇷で起きたユダヤ人迫害、大量検挙で強制収容所に送った「ヴェルディブ事件」
1995年、シラク大統領がスピーチで初めてこの事実を認めたと言う。
ストーリーはとても衝撃的で悲しい。
気泡

気泡の感想・評価

3.8

過去と現在が交互に進んでいく構成。
サラの家に警察が押しかけてきて連れていかれるところから始まる。

サラの機転と行動力が凄い。
その結果は別として、10歳の少女が警察から弟を守るために納戸に水を持…

>>続きを読む
Violette

Violetteの感想・評価

4.5
サラのお父さんが弟のことをサラのせいだと言うことは原作にはなかったはず。お母さんに責められていた。
とてもつらい原作でほぼその通りに映画化できていたと思う。
ホロコーストの悲劇を描いた作品は数あれど、悲しみの、辛さの方向が違う作品でした。
何よりもサラの子役時代の演技が圧巻。
今まで見た子役の中で一番だと思います。

悲しい。けど最後の一言が希望。
きっとサラは鍵をかけてしまった罪を背負って生きていたんだろうな、、
臨時収容所で逃がしてくれた男性 手を怪我しながら有刺鉄線持ってくれたところぐっときた。子どもと母が…

>>続きを読む
Signet

Signetの感想・評価

-
実話ベースで恐ろしい。アイダン・クインを久々に見て懐かしかった。クリスティン・スコット・トーマスがいい。
ユダヤ人空き家に引越した家族は多い。良かれと思ったのに、すぐ帰れると思ったのに。幼さが悲劇を招く。サラは生涯罪悪感に苦しんだに違いない。新しい家族の愛をもってしても埋まらなかった。可哀想過ぎる。
etcetran

etcetranの感想・評価

3.9

1942年、ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害事件。そこで起きてしまった、もうひとつの悲劇。

私はただあなたを救いたかった。その愛が悲劇を生むという。戦争が引き起こすもうひとつの側面を知った…

>>続きを読む
>>|

あなたにおすすめの記事