漫画原作で、若手アイドル青春映画、なおかつ監督デビュー作。
ってなったら昨今だと無難な出来になりそうだけど、今作は異端。
実験的なカットや、幻想的な絵が多く、思いっきりカマしている。
相米慎二と…
40年前。みんな若いね。
後楽園遊園地のブーメラン、竹の子族、RCサクセション。なつかしい。
製作が多賀栄典だった。この人もなつかしい。ポリドールのプロデューサーで初期の井上陽水を担当していた。映画…
1983年の作品をWOWOWで録画して観た。今となれば錚々たる顔ぶれの出演陣でちょっとびっくり。柳沢きみおの週刊新潮の連載エッセーによると、この頃は飛ぶ鳥を落とす勢いで羽振りも良かったが、その後、自…
>>続きを読む相米慎二デビュー作で全体的にコメディタッチな初々しさを感じるが、後半の無音演出や端々に見られるわたるの異常な行動だったりこの頃から相米イズムの片鱗が窺える。一つ屋根の下で同級生の男女が暮らしてるなん…
>>続きを読む高校生男女が豪邸で同棲して、片や夜遊び。酒を覚え、女を覚え、ボクシングする。
ずっとなんの話なんでしょうこれは。
さすが相米慎二の初陣だけある。
作品の基軸はかなり破綻してもてる。
原作がもうそ…
えっ、うそっ、これで終わり!!というのが率直な感想。
昔、ドラマ版を見た記憶があるが、初めて視聴した映画版はラブコメ色がやや薄く薬師丸ひろ子さんの完全アイドル系ムービー⁈
鶴見辰吾さん、尾美としの…
20年ほど前、テレビのチャンネルをてきとうに変えると映画『お引越し』がやっていて、海辺のシーンが映り、その開放感が強く印象に残った。それ以来、相米慎二監督の映画をみる機会はなかったけれど気にはなって…
>>続きを読む率直に言えば荒削りだし、役者もぎこちなくて基本的には退屈なんだけど、突然ハッとするような異常な瞬間がぶち込まれるのでビビる。鯨、立ちションは勿論、終盤のデカい猫の絵なんかも正気の沙汰ではない。
正し…